大人になることと分別を弁えること
28歳の冬。私は今も元気に生きている。
コロナ禍でコロナにかかろうと、色恋沙汰が目まぐるしく移り変わろうと、私は今を生きている。
2022年12月、気がつけばもう2022年12月であった。
気がつくと、もうそんな時、である。
周りには数多くの家族がいる。
わたしも新しい家族を築こうとしている。
時は移り変わる。
永遠と思っていたものは永遠じゃなくて。
ふと虚しさを感じる。
コロナ禍が人と人のつながりを強固にしたと思いつつ、人と人の分断を促したと思う。
密な繋がりはより密に、薄い繋がりはさらに薄くなった。
経済的な流れも人を大きく分断したと思う。
分断というより、みんな自分の生活のことで必死。
生きていくだけで精一杯なんだ。
この1年で私は私を客観的に見ることができるようになってきた。
私と私の外から私を観ている。
日々そんな感覚で生きながら、私を生きようと思う。